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10月9日 - 11月3日
舞台芸術祭「秋の隕石2026東京」は、豊島区池袋の東京芸術劇場を中心に展開されるフェスティバルです。東京都内全域で開催される都市型の総合舞台芸術祭「東京舞台芸術祭 2026」の主要プログラムの一つとして、国内外の多様な舞台芸術作品の上演に加え、舞台芸術人材の育成や国境を越えたネットワークづくりなどに取り組んでいます。また、アクセシビリティの向上にも力を入れています。 2026年は、国内外の舞台芸術作品13演目による「上演プログラム」、レクチャーやワークショップなどを行う「上演じゃないプログラム」、そして来場者を支える「ウェルカム体制(=来場サポートのこと)」の3つを展開。さまざまなプログラムを通じて、現在の日本と世界の舞台芸術をより身近に感じ、これまでとは異なる視点から世界を捉え直す機会をつくることを目指しています。 本フェスティバルのアーティスティック・ディレクターを務めるのは、演劇作家・小説家であり、2026年度より東京芸術劇場 舞台芸術部門芸術監督に就任した岡田利規氏です。岡田氏は、独特なテキストと身体の関係性による方法論と、現代社会への鋭い眼差しによって国内外で高く評価されています。 おすすめの上演プログラム: ・シアター能楽 英語能『青い月のメンフィス』 エルヴィス・プレスリーの亡霊と、その熱烈なファンである女性ジュディが出会う「夢幻能」。シアター能楽は、2000年にリチャード・エマート氏をはじめ、能を学ぶ英語話者によって設立され、現在も国際的に活動しています。 本作では、能舞台、囃子、地謡、舞、本歌取りといった能の様式を踏まえながら、ブルースやゴスペル、エルヴィスのヒットナンバー、エルヴィスをモデルにした新作能面、デニム素材の装束など、アメリカ文化の要素を取り入れています。伝統的な能の形式と、異なる言語や文化的モチーフを掛け合わせた作品です。 ・山城知佳子『リコーリング(ス) ― シアトリカル・バージョン』 沖縄・東京・パラオという3つの土地を通して、戦争の記憶や歴史を複数の声、身体、映像から捉える作品です。 本作は2025年にアーティゾン美術館でインスタレーションとして発表された後、那覇文化芸術劇場なはーとの劇場空間に合わせて再構成されました。「秋の隕石2026東京」では、さらに東京芸術劇場に応答するかたちで構成を更新して上演されます。 このバージョンでは、観客自身が空間を移動しながら作品を鑑賞します。上演が進むにつれて観客の立場や感覚も変化し、映像や音、さまざまな記憶や声、身体が重なり合う劇場体験が生まれます。





