UMU Tokyo

umu(うむ)は、東京にゆかりのある国内外のクリエイターにインタビューし、そのリアルな声や生き方を日英バイリンガルで発信するインディペンデント・メディアです。

umuの裏側 vol.1

2025年11月22日

umuの裏側 vol.1

こんにちは、umu運営代表の725です。 9月にumu を始めてから2ヶ月がたちました。最初にアイデアが生まれてからは、もう2年ぐらいになります。 2年うだうだしてたのが、8月に急展開でサイトを作り始めて、1ヶ月後に公開。猛ダッシュで進めたので、たくさんの人の力を借りました。 そして、リリースしてから今日まで、インタビューに出てくれる人からも、記事を読んでくれる人からも、多くの人から温かい言葉をもらいました。 「私たちの声を拾ってくれてありがとう。」「背中を押してくれてありがとう。」 毎回涙が出そうになるほど嬉しいです。でも、これは全部、出演者と読者のつながりが生んでいることで、私たちはその橋渡しをしているだけです。本当にすごいのは、挑戦しているクリエイターさんたちのストーリーであり、それを受け取って行動しようとしてくれる読者の方たちです。 私は独学でデザイナーを始めたうえ、話すのも得意ではなかったので、最初の頃は相談や共感できるクリエイターが周りにいませんでした。だから今、誰かにとって「勇気をもらえる場所」になりつつあることが、すごくうれしいです。

とはいえ、まだumuは始まったばかりです。たくさんアイデアを実行して、アドバイスをいただきながら、どんどん成長していきたいと思っています。 アイデアのひとつには、たとえば、今のumu には「話すインタビュー」と「書くインタビュー」があります。どちらにもメリット・デメリットがあって、どう進めるかすごく悩みます。できるだけ出演者が好きな方法を選べるようにしたい。 そして、悩んでいることもあります。ストーリーを記事にする仮定で、どうしてもいくつかのフィルターがかかってしまう。インタビュアーである私が出演者のストーリーを直接聞けて、熱意を感じられて、忘れられない経験になる。一番得している状況なのがちょっと悲しいんです。そういうことを、インタビュアーやエディターとして活動する中で、すごく痛感します。 だから、ポッドキャストにしたらそのまま伝わるのになぁ…と思う瞬間があります。 それでも最初に記事というメディアを選んだのは、出演者も私も心から安心して話せる場所をつくりたかったからです。文字なら、言い間違いも声のトーンも、内容も、後から整えられる。何も気にしないで、自分の言いたいことを話してもらいたかったんです。 でも、もしポッドキャストやってみたいという人がいたら、ぜひチャレンジしたいと思っています。出演したい人、ぜひ教えてください。

そして、クリエイティブな人だけではなく、会社へのインタビューも始めました。 私たちは、東京の「クリエイティブ・ハブ」になる未来を想像しています。 世の中にはたくさんの面白いクリエイティブな会社があるけれど、一つひとつの会社の内側を知るのって難しいですよね。採用ページや会社概要では伝えきれないその会社の魅力を、想いを、面白さを、第三者である私たちが拾っていきたい。東京の「人」と「組織」がつながるハブになれたらきっと素敵だと思って始めました。 やることがたくさんです。でも、全部楽しい。 楽しみながら進みます。